個人向け国債のことちょっと教えて パート2

ざっくりとわかったけれど、もうちょっと詳しく知りたいな。という方のためにお伝えいたします。

なんかほんと大丈夫なのかな?なんか心配

初めてやることは心配ですよね。

一言で言えば、「大丈夫」です。

定期預金していますか?または普通預金していますか?

始まりのときに、おそらく預入申込書に記入したことと思います。初めの時だけですよね。

あんな感覚で大丈夫です。

元本割れリスクがなくて、金利の最低保証があって、これ以上何をお望みでしょうか?

「普通預金」「定期預金」よりも、「少しでも有利な利息で置いておきたい」と思っているのであれば、全く問題ナッシングですね。

これ以上の収益が欲しいのであれば、個人向け国債ではなく、他の金融商品を探すべきということになります。

変動に引っかかるんですけど・・・

そうですよね。わかりますー。

なんか最初だけ優しくて後から厳しくなってるんちゃうの?

また私を騙すつもりねー!という声が聞こえてきそうです。

「安心してください」大丈夫です。

半年に一度見直しが行われます。

半年に一度、つまり6ヶ月に一度「金利」が見直しされます。ただし、最低金利が「0.05%」

保障されています

見直しは、「基準金利」×0,66 と決まっている。

・基準金利は、利子計算期間開始日の前月までの最後に行われた10年固定利付国債の入札(初回利子については募集期間開始日までの最後に行われた入札)における平均落札利回り。←財務省のホームページから引用しました。

・例えば、基準金利である10年固定利付国債の金利が、1%だった場合=1%✖️0.66=0.66%

「0.66%」という金利になるわけです。

・もし仮に、2%だったら=2%✖️0.66=1.32%ということになります。

10年固定利付国債の金利?

・こちらは、個人向け国債ではありませんで、元本保証を謳っていない10年ものの国債のことを指します。こちらも実は毎月のように、日本国から発行されているのです。

・詳しいことは、また別の機会に提供いたします。

最近の個人向け国債変動10年の金利は?

2022年(令和4年)6月期 第147回 = 0.16% 

2022年(令和4年)5月期 第146回 = 0.17%

2022年(令和4年)4月期 第145回 = 0.13%

2022年(令和4年)3月期 第144回 = 0.12%

2022年(令和4年)2月期 第143回 = 0.11%

2022年(令和4年)1月期 第142回 = 0.07% 2回目金利 0.17%

2021年(令和3年)12月期 第141回 = 0.05% 2回目金利 0.16%

2021年(令和3年)11月期 第140回 = 0.07% 2回目金利 0.17%

2021年(令和3年)10月期 第139回 = 0.05% 2回目金利 0.13%

2021年(令和3年)9月期 第138回 = 0.05% 2回目金利 0.12%

2021年(令和3年)8月期 第137回 = 0.05% 2回目金利 0.11%

2021年(令和3年)7月期 第136回 = 0.05% 2回目金利 0.07% 3回目金利 0.17%

2021年(令和3年)6月期 第135回 = 0.05% 2回目金利 0.05% 3回目金利 0.16%

2021年(令和3年)5月期 第134回 = 0.05% 2回目金利 0.07% 3回目金利 0.17%

2021年(令和3年)4月期 第133回 = 0.08% 2回目金利 0.05% 3回目金利 0.13%

2021年(令和3年)3月期 第132回 = 0.09% 2回目金利 0.05% 3回目金利 0.12%

最低人気の理由は、上昇傾向ということ

・上記の傾向から、ここ数ヶ月は上昇傾向にあるようですね。

まとめ

大丈夫か心配!?

大丈夫です。元本割れが嫌で、預金より少しでも有利に置いておきたいと、お感じの方。また、普通預金定期預金に入れておくと、なんか損した気分になっているという方。他の商品を聞くとくたびれて、結局何もしていなかったという方であれば、この「個人向け国債変動10年」は、間違いのない選択となることでしょう。

変動金利が心配!?

・安心してください。半年に1度見直しがありますが、最低金利「0.05%」が保証されています。

最近の動向は?

・「0.17%」→「0.16%」→「0.17%」→「0.13%」→「0.12%」→「0.11%」→「0.07%」→「0.05%」と上昇傾向のようです。

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